叙勲を受章して

𠮷橋 裕治 顧問兼リハビリテーション科部長

　このたび令和6年春の叙勲に際し、保健衛生功労として瑞宝小綬章受章の栄に浴しました。
　平成3年、名古屋大学医学部整形外科助教授から愛知県立心身障害児療育センター第二青い鳥学園に副園長として赴任し、平成8年から園長として20年、そして愛知県三河青い鳥医療療育センター長として1年間務めさせていただきました。この間、本業に加え、愛知県小児保健医療検討会議専門部会委員、愛知県障害者スポーツ指導員養成研修会講師、愛知県肢体不自由児協会理事、愛知県障害児療育談話会幹事、県立岡崎養護学校・特別支援学校校医、名古屋大学医学部・大学院非常勤講師・招へい教員、上田法治療研究会副会長・会長、全国肢体不自由児施設運営協議会理事・副会長（学術委員長）など、多様な業務に長年関わってきたことを評価していただいた結果と考えています。
　去る5月10日、こども家庭庁での伝達式において、代表伝達者として同庁長官から勲章、勲記を受けました。受章者代表にも選ばれていたため、その後、皇居へ参内し、豊明殿におきまして数千名の拝謁者の前で天皇陛下にお礼を申し述べる（お礼言上）という大役を務めさせていただきました。さらに、陛下と直接お話しさせていただき、身に余る光栄に感激した次第です。
　これも多くの皆様のご支援、ご協力のおかげと心より感謝しています。今後もこの栄誉に恥じることのないよう精進するつもりでおりますので、変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます。