2024年12月24日

当センターで発生した虐待事案について

このたび当センター職員による入所児童への支援において、愛知県から虐待と認定される事案が発生しました。

1 事案の概要

該当職員 看護師A(40代男性)
内容 肢体不自由の入所児童B、Cの2名に対し、それぞれ以下の行為があった。
ア 2024年5月2日(木)の日中、入所児童B(未就学男児)へのオムツ交換で、他児のいるデイルームにおいて、目除けをすべきところ、目除けをせずに行った。
イ 2024年6月10日(月)夕方、入所児童C(10代女児)への排泄介助で、他児のいない居室においてカーテンを閉めるべきところ、カーテンを閉めずに行った。

  上記の他に、被虐待児の御家族が公表に同意されない他の看護師(20代女性)による類似事案が1件あります。

2 経緯

年月日 内容
2024年4~6月 虐待事案が発生
2024年5~6月 センターにおいて、事案の発生を確認
2024年6月 センターから愛知県へ虐待が疑われる事案の発生を報告
2024年8月~9月 愛知県がセンターに対し調査を実施
2024年11月22日 愛知県がセンターに対し虐待認定の通知

3 今後の対応

このたびの事案を重く受け止めており、以下の取組を進めております。
・虐待となりうる対応の再教育(実施中)
・勤務環境に関する職員アンケート(実施中)
・虐待防止研修(2025年1月・2月に同内容で2回実施し、全職員がどちらかで受講)

さらに、2025年1月に第三者委員会を設置し、今回の事案について検証の上、2025年3月を目途にご意見をいただくこととしており、ご意見を基に年度末までに改善計画を作成し、虐待の再発防止への取組を施設全体で強化してまいります。

  • 愛知県青い鳥医療療育センター
  • 愛知県済生会リハビリテーション病院
  • 社会福祉法人 恩賜財団 済生会