このたび当センター職員による入所児童への支援において、愛知県から虐待と認定される事案が発生しました。
1 事案の概要
該当職員 | 看護師A(40代男性) |
内容 |
肢体不自由の入所児童B、Cの2名に対し、それぞれ以下の行為があった。 ア 2024年5月2日(木)の日中、入所児童B(未就学男児)へのオムツ交換で、他児のいるデイルームにおいて、目除けをすべきところ、目除けをせずに行った。 イ 2024年6月10日(月)夕方、入所児童C(10代女児)への排泄介助で、他児のいない居室においてカーテンを閉めるべきところ、カーテンを閉めずに行った。 |
上記の他に、被虐待児の御家族が公表に同意されない他の看護師(20代女性)による類似事案が1件あります。
2 経緯
年月日 | 内容 |
2024年4~6月 | 虐待事案が発生 |
2024年5~6月 | センターにおいて、事案の発生を確認 |
2024年6月 | センターから愛知県へ虐待が疑われる事案の発生を報告 |
2024年8月~9月 | 愛知県がセンターに対し調査を実施 |
2024年11月22日 | 愛知県がセンターに対し虐待認定の通知 |
3 今後の対応
このたびの事案を重く受け止めており、以下の取組を進めております。
・虐待となりうる対応の再教育(実施中)
・勤務環境に関する職員アンケート(実施中)
・虐待防止研修(2025年1月・2月に同内容で2回実施し、全職員がどちらかで受講)
さらに、2025年1月に第三者委員会を設置し、今回の事案について検証の上、2025年3月を目途にご意見をいただくこととしており、ご意見を基に年度末までに改善計画を作成し、虐待の再発防止への取組を施設全体で強化してまいります。