2024年6月6日

作業療法について

リハビリテーション科
作業療法士

作業療法って何?

「作業」とは、運動、食事、着替え、コミュニケーション、家事、遊びなど、人の日常生活に関わる全ての活動を含んでいます。
作業療法ではそれらの動作や行為等をうまく行うことができるように支援していくことを目的にしています。

青い鳥の作業療法ではどんなことをしているの?

個々の目標に合わせて活動を提供しています。たとえば・・・

  1. トランポリンや滑り台、ブランコなどの遊具を使い、人へ注目を向ける機会や気持ちを共有する場面を作ったり、相手へ要求を伝える練習をしたりします。また、台を上ったり橋を渡ったり輪をジャンプしたり、といった動きの中でいろいろな身体の使い方を促します。
  2. クリップでつまみの練習をしたり、粘土で手指の力をつけたり、ひも通しで両手での操作をしたり目と手を合わせて上手に使う練習を行いながら、食具やボタンなどが上手に扱えるための手の使い方を練習します。
  3. 目や耳、身体で感じられる遊びを行い、楽しめる遊びを増やしたり、遊びの幅を広げていきます。自分自身でおもちゃを使って楽しむことができるように、より行いやすい姿勢や使いやすい玩具の選択を検討しながら活動を行います。
  4. 食事が上手く進まない、むせが多い、かむことが難しい、など食事の困りごとに対応します。食事の様子を一緒に確認しながら、よりよい食事の形態や提供方法、練習方法をお伝えします。また、適切な食具の情報提供を行ったり、姿勢を調整して食べやすい環境を設定したりします。
  5. 日常生活での困りごと、例えばスプーンや箸がうまく使えない、一人では着替えが難しい等について、作業療法の時間に実際にその動作を行ったり、家での練習方法についてお伝えしたりします。

どんな人が受けられるの?

運動や手先の不器用さがある方、ことばの発達がゆっくりである方、身体の発達がゆっくりである方、食べることへの困り感がある方などが対象です。基本的には就学前までのお子さんが多いですが、学校や生活の困りごとについて継続して関わっているお子さんもいます。一度作業療法が終了となった後も、日常生活の中で具体的な困りごとがあれば小児科や整形外科に相談して頂き、医師からの必要という判断があれば、作業療法を再開することは可能です。

もし気になりましたら、当センターの小児科、もしくは整形外科の受診をして頂き、医師へご相談ください。作業療法開始の詳しい流れや実施時間等については、ホームページ内のリハビリテーションの項目をご覧ください。

実習施設説明会

地域での役割:地域の発達障害領域に関わるリハビリを担っています。

業務体制:外来部門、入所部門、発達支援センター部門の3つに分かれています。全作業療法士が3つの部門に関わっています。また、保育所等訪問事業で地域の園や学校に行くこともあります。

新人研修システム:院内での研修が中心です。新入職員全体での研修の他、リハ科内での研修プログラムとして、他のリハ部門の見学や小児科、整形外科の診察の見学等も行っています。

学会参加支援システム:興味のある学会には、自由に参加することが可能です。学会での発表を行う場合には、出張扱いで参加することが可能です。

施設の特徴、アピールポイント:上記の3部門に分かれていることで、外来に来ている幼児さんから成人して当施設に入所をして生活されている方まで、見ている年齢の幅が広いです。
当施設では作業療法士が食事場面に介入しています。そのため食事に関しては、食べるところから食具が上手に使えるところまで幅広く見ています。

  • 愛知県青い鳥医療療育センター
  • 愛知県済生会リハビリテーション病院
  • 社会福祉法人 恩賜財団 済生会